高脂血症とは高コレステロール血症や高中性脂肪血症などの生活習慣病のことです。高脂血症は動脈硬化の危険因子のひとつで高脂血症を予防することは最終的に心筋梗塞などの虚血性心疾患や脳卒中の予防につながります。高脂血症は特に自覚症状がないため放っておく方が多いのですが他の生活習慣病を誘発する原因となりますので注意が必要です。

高脂血症とは

高脂血症とは血液中にコレステロール中性脂肪などの脂質が異常に増えた状態のことです。

コレステロール中性脂肪が増えると動脈硬化を併発しやすく生活習慣病でも死の確率の高い心疾患脳卒中へとつながっていきます。

高コレステロール血症高中性脂肪血症などの高脂血症は食生活が大きく左右しており、野菜中心の食生活から肉食中心の食生活に変化した戦後から年々増え続けています。

命に関わる病気と密接に関係しているので食生活の改善、運動不足解消、ストレス解消など積極的に対処していく必要があります。




高脂血症〜生活習慣病予防!top

Copyright - © may 2005 All Rights Reserved


高脂血症と高血圧症

高脂血症高血圧症はお互い交互に悪影響をおよぼし、動脈硬化を促進させます。

血圧が上がると血管が傷つきやすくなり、そこへコレステロールや中性脂肪がしみこみ、酸化して動脈硬化を促進します。
すると血管の内部が細くなるためまた血圧が上がります。

こういった悪循環で生活習慣病への危険が高まっていくのです。
減塩などで食生活を改善し、規則正しい生活を送りましょう。

血圧が高いと急激な気温差は危険です。冬など暖かい部屋から冷たい部屋への移動の際には注意が必要です。

高脂血症〜生活習慣病予防!top

Copyright - © may 2005 All Rights Reserved


高脂血症の分類

高脂血症は血中のコレステロールや中性脂肪の数値によって分類されています。

高コレステロール血症

 総コレステロールが220mg/dl以上

高LDLコレステロール血症

 LDLコレステロールが140mg/dl以上

高中性脂肪血症

 中性脂肪が150mg/dl以上

低HDLコレステロール血症

 HDLコレステロールが39mg/dl以下

高脂血症〜生活習慣病予防!top

Copyright - © may 2005 All Rights Reserved


高脂血症と動脈硬化

高脂血症は長い時間をかけ、動脈硬化を促進します。

粥状動脈硬化といって、これはコレステロール中性脂肪が原因となっておこる動脈硬化のことです。

これは心臓の冠状動脈や脳の動脈、腹部の大動脈に起こりやすく、心筋梗塞脳梗塞などを引きおこす原因となります。

動脈硬化は心筋梗塞や脳卒中としてあらわれるまで症状はありません。
したがってどのくらい動脈硬化が進んでいるかは腹部CTやレントゲン、頸動脈エコーなどの検査で調べる必要があります。

コレステロール値で簡単に動脈硬化の危険度が測れる『動脈硬化指数』という方法がありますのでご自分で測って見てください。

(総コレステロール値−HDL)÷LDL =動脈硬化指数

※4未満が正常値、4以上は動脈硬化の危険度が増すことを表します。

中性脂肪やコレステロール値の高い方は注意されるにこしたことはありません。

高脂血症〜生活習慣病予防!top

Copyright - © may 2005 All Rights Reserved


肥満と中性脂肪

肥満には皮下脂肪型肥満(洋なし型肥満)内臓脂肪型肥満(りんご型肥満)の2タイプがありますが高中性脂肪血症と強く関わり合いがあるのは内蔵脂肪型肥満、いわゆるりんご型肥満です。

メタボリックシンドロームの測定と同じように通常、おへそまわりの腹囲が男性85センチ以上、女性90センチ以上あればりんご型肥満の疑いがあります。

りんご型肥満になると内臓の脂肪細胞だけでなく血液中にも中性脂肪が蓄積し高中性脂肪血症になりやすいので注意が必要です。

中にはスマートにみえても内臓脂肪型肥満になっている方もいらっしゃいますので正確にはCTや超音波の検査など調べます。

高脂血症〜生活習慣病予防!top

Copyright - © may 2005 All Rights Reserved


中性脂肪

中性脂肪皮下脂肪として蓄積され心臓や腎臓などの大切な臓器を守る役割をしています。

また中性脂肪は生命維持のための効率の良いエネルギー源となります。

脂肪細胞に蓄積された中性脂肪は食糧難や飢餓と時には大切なエネルギー源として活躍します。

しかし、食べ物にあふれた現在ではエネルギーとして使われる以上に蓄積され、結果として高脂血症肥満動脈硬化などの原因になっているのが現状です。

健康診断などで中性脂肪の高い方は、余分な中性脂肪をためないためにも高エネルギー食を少なくし、適度な運動をするといった生活習慣から見直しましょう。

高脂血症〜生活習慣病予防!top

Copyright - © may 2005 All Rights Reserved


コレステロール

脂質の1種であるコレステロールは脳や肝臓などの細胞膜を形成し、副腎皮質ホルモンや性ホルモン、ビタミンD前駆体、胆汁酸の原料として重要な物質です。

コレステロール自体、実は生命維持のためにはなくてはならない成分です。

コレステロールは肝臓と小腸で合成された後、リン脂質やタンパク質と共にリポタンパク質になり血液中に溶けこんで必要な箇所に運ばれます。

LDL(俗に言う悪玉コレステロール)は肝臓から各組織へコレステロールを運び、HDL(俗に言う善玉コレステロール)はコレステロールを各組織から肝臓へ戻す役割をしています。。

LDLコレステロールが多すぎると血管壁に入り込み酸化していくことになります。この酸化したLDLが血管壁に溜まっていくと動脈硬化を引きおこし、心筋梗塞や脳卒中などの原因となってしまうのです。

高脂血症〜生活習慣病予防!top

Copyright - © may 2005 All Rights Reserved


二次性高脂血症

二次性高脂血症とは先天的な要因による家族性などの高脂血症と違って、食生活運動不足喫煙ストレスなど生活習慣によって起こる高脂血症のことです。

この中でも特に食生活に問題がある場合が多く、動物性脂肪の多い食品や甘い物、お酒など高エネルギーの食事などが高脂血症を引きおこしやすくします。

加えて運動不足が進むと摂っているエネルギーに比べ消費量が少ないので体に余分な脂肪分が溜まることとなり、コレステロールや中性脂肪が増えていきます。

禁煙、ストレス解消などと共に生活習慣を見直し、高脂血症にならないように気を付けましょう。




高脂血症〜生活習慣病予防!top

Copyright - © may 2005 All Rights Reserved


家族性高脂血症

高脂血症の中には他に原因がなくても先天的にコレステロール中性脂肪が高くなる家族性高脂血症と呼ばれるタイプがあります。

両親など家族が高脂血症にかかっているため体質的に高脂血症になりやすい場合です。

その中でも家族性高コレステロール血症は発症率が高く、子供の頃から先天的にLDL受容体に欠陥があるため起こります。

そのため若い頃から動脈硬化が進み、心筋梗塞など命に関わる生活習慣病にかかる方も少なくありません。

家族の中に高脂血症を発症している方がいる場合、早いうちから定期検査を受け、自分の体質を把握することが肝心です。

高脂血症〜生活習慣病予防!top

Copyright - © may 2005 All Rights Reserved


広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。